夕方になると、どこからともなく飛んでくるコウモリ。
そんなコウモリも、害がなければそこまで気にならないはずです。
しかし、軒先に居すわったり、部屋に入ってきたらどうしましょう・・・
そもそも、コウモリはどんな生き物なのか、まだまだ謎の多い生き物だそうで、駆除をするにしても、方法がいろいろあるのです。
今回は、そもそものコウモリついて書いていきたいと思います。
コウモリを殺してはいけないことになっている。
引用元: natgeo.nikkeibp.co.jp
コウモリって殺したり、捕獲したりしたらダメだと知っていましたか?
コウモリは、鳥獣保護法の対象生物になっており、むやみやたらに殺傷や捕獲を禁じられている動物なのです。
これは、種類によっては絶滅危惧種になっていることで、種の保存を目的に作られている法律です。
なので、駆除をするにも、害虫などと違い生きたまま、コウモリさんの家に帰っていただかないといけないと言う事なのです。
コウモリの糞は?
コウモリは決まったところに糞をする習性があり、雨風のしのげる民家などに棲みついてしまった場合、知らないうちに、乾燥し飛散するコウモリの糞で感染症になってしまう恐れもあるのです。
コウモリの糞や、コウモリ自体に感染症の菌が付着していたり、ノミやダニなどの被害にあうかのせいもあます。
日本にいるコウモリの種類は?
日本にはどれくらいのコウモリが生息しているのか。
街中でよく見るコウモリは、アブラコウモリという種類であり、体調は5cmほどで体重は10gほどしかないコウモリなのです。
しかし、それ以外にも日本には35種類のコウモリが生息しているのです。
これは、ネズミ目の24種類を大きく上回る数であり、また小笠原諸島などにしかいない種類もあるのです。
しかし、その他の多くはレッドデータブック入りをしている、絶滅危惧種であるのです。
コウモリが出没しやすい時期は?
コウモリは鳥類ではなく哺乳類であるため、冬は暖かい場所で冬眠をしています。
また夜行性という事で、明るい間も雨風をしのげて過ごしやすい場所にいています。
そのことから、コウモリが出没しやすい時期は、春から秋にかけての夕方以降という事になります。
またいちばん活動が活発化するのは、夏から秋にかけてという事で、この時期に繁殖期に入り、繁殖力も強く1度に3匹の子どもを産むのです。
なので、夏の夕暮れなどによく飛んでいるのを見かけるのです。
まとめ
日本で多くみられるコウモリは、アブラコウモリという種類であり、またその他にも35種類ものコウモリが日本には生息していること。
また雨風をしのげて、比較的に暖かいところを好むために、民家や倉庫またはビルなどに棲みつくことがある。
また、日本ではコウモリによる直接的な感染症の事例はないとはいえ、コウモリ自体に感染症のもとである細菌類は付着しているため、接触はなるべく控えること、また接触してしまった場合は速やかに、手を洗うなど洗浄することが、いちばん大切なことなのです。