海水浴中にイモガイに刺されたら?生息地域や対処方法が気になる!

今年も海水浴シーズンがやってきましたね!
夏休み、家族や友だちと計画をたてているかたも多いのではないでしょうか?

でもちょっと待って!
岩場には見た目では危険に見えないけど、とっても危険な生物、「イモガイ」がいるかもしれません。

一番危険なイモガイの種類では1刺しで30人分もの致死量の毒をもつものもいるんです。。

もちろん近づかないのが一番ですが、見つけてしまった場合の対処法、よく似た貝との見分けかたをまとめてみました。

せっかくの夏休み、楽しく海水浴を満喫したいですよね!

イモガイの生息地域はどこ?

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イモガイは円錐形の巻き貝の一種で日本では120種が生息しており、体長は10~20cm。

外見が里芋に似ていることからイモガイと名付けられたようですが、とってもきれいなので貝殻のコレクターからは人気があるようですね。

熱帯~亜熱帯の珊瑚礁や砂地、岩場などに生息していて日本では沖縄や奄美大島の沿岸部を中心に生息しています。

しかし地球温暖化の影響か、最近では太平洋側では房総半島以南、日本海側では能登半島以南でも確認されているのですよ。

もし刺されたらどうすればいいの?

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もしも大きめの巻き貝を見つけたら絶対にさわってはいけません。

イモガイは自分から攻撃することはあまりありませんが、岩場ではうっかり踏んでしまったりすることがあるので必ずサンダルなどを履いておきましょう。

それでも刺されてしまった場合はすぐに海からあがって、救急車で病院へ向かってください。

刺されてすぐには自覚症状はないのですがしばらくすると患部に激痛がはしり、腫れ、めまい、嘔吐、発熱などの症状がでます。

イモガイにさわってしまったら、刺されたかどうかわからなくても、とりあえず海からあがって様子を見ましょう。

気づかずに泳いでいて溺れてしまうことも考えられますので。

残念ながらイモガイに対する血清は存在しませんので体内で自然に分解されるまで待つしかないようです。

しかしイモガイの毒は神経や心筋には影響がないので、人工呼吸器などで呼吸さえ確保していれば回復できるといわれています。

小さなお子さまが刺されるというケースもありますので特に保護者のかた目を離さないようにしなければなりませんね。

そっくりの生物がいるってほんと?

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ベイツ型擬態という言葉を知っていますか?
これは、危険生物に自分の体を似せることで敵から身を守ることだそうです。

イモガイに擬態したこの巻き貝は「マガキガイ」といいます。

大きさはイモガイより少し小さめな約6cm程度ですが、見た目はそっくりですね。

殻底に近い部分が波打ったように外側にめくれいるので知っていれば簡単に見分けがつきますが生息地域もイモガイと同じですので注意が必要です。

ちなみにマガキガイは地域により呼び名が複数あって、昔から食用とされています。

今までどんな被害があったのか。

現在までに報告されているのは30件あり、残念なことにそのうち8人が命を落としています。

さらにそのうち7人が未成年者であることから、海水浴では不用意に貝にさわらないようにお子さんに教えていかなくてはなりませんね。

まとめ

今年の夏は海で遊ぼう!と張り切っているあなた。

イモガイの危険はわかっていただけましたでしょうか?
地球温暖化の影響により、生息地域がさらに北上している可能性もありますので、どこの海にいっても注意したほうがよさそうです。

さわらなければ危険な生物ではありませんので、見つけた場合は周囲の人たちにも教えてあげましょう。

それでは、楽しい海水浴を満喫してくださいね!

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