2020年東京オリンピックでの空手はどんな競技ルールで?

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2020年東京オリンピックでは空手の試合が見られそうです。

空手愛好家が187カ国6000万人いるといわれていますし、日本発祥のものですから、期待も大きくふくらんでいます。

オリンピックでどんな競技を行うのかを決めるのは、国際オリンピック委員会(IOC)ですが、そこに東京の組織委員会として何を提案するのかが注目されていました。

結果、5つの競技に絞って提案することになった中で、空手が候補としてあがりました。

あなたは空手の試合を見たことがありますか?

空手には組手試合と型(形)試合があります。

組手試合とは8メートル四方の試合場(コート)に2人の選手が赤・青に分かれ、突き(パンチ)や蹴り(キック)といった技を繰り出して、いかに有効ポイントを取るかということで争われます。

型試合はコートの中に1人で立ち、四方八方に相手がいると想定した中で、技を繰り出しその威力、スピード、正確さなどを争うものです。

ルールで大きな違いが出る組手競技

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実は、空手はいろんな団体、流派に分かれて。ルールも違い様々な大会が行われています。

ですから、「全国大会」といわれても、何十という全国大会が開かれています。

ある団体は、グローブのようなモノをつけたり、ある流派では剣道のような胴当てしたり、足にも武具を着けたり、中段は当てても良いが顔にパンチをしては反則だとか、また、全くの素手素面で行うところもあります。

ルールが違えば、空手のスタイルも大きな違いが出てきます。

東京オリンピックではWKFルールを適用!

今回提案されるオリンピックでのルールは、世界空手連盟(WKF)のルールが使われることになりました。

WKFのルールはいわゆる「寸止め」と呼ばれるもので、当てると反則となります。

それに対して極真カラテなどに代表される当てる空手、フルコンタクト空手です。

これは顔面を除く部位に直接打撃を加えても良いとされているもので実践により近いスタイルとフルコン空手団体はいっています。

当初、フルコンタクト空手団体はオリンピックでは、直接当てない伝統的空手ルールと当てるフルコン空手との同時開催を模索していました。

スケートでいえばロングトラックとショートトラックのようなものですね。

しかし、オリンピックにかかる費用の肥大化を警戒するIOCに対して、まずは空手をオリンピック種目として認めてもらうためには伝統派とフルコン派も一体になってWKFのルールで実施という提案におさまりました。

WKFのルールとは

WKFはいわゆる伝統派といわれる、当てない空手、寸止めルールとなっています。

上段(顔面、頭部)に対する蹴りが3ポイント、中段(帯から上の胴体部分)への蹴りが2ポイント、手による攻撃の突き(パンチ)や打ち(チョップ)はどの部位でも1ポイントと定められ、8ポイント差がついたら終了となります。

試合時間内に8ポイント差がつかなかった場合は、ポイントの多い方の勝ちとなります。

同点の場合は主審を含む5人の審判による旗判定となります。

ペナルティーとしてカテゴリー1とカテゴリー2に分けられ、反則行為が4回あれば反則負けとなります。

カテゴリー1は接触に関するもので、強打があった場合や受け身のとれない投げなど。

カテゴリー2はそれ以外の反則、コートの外に出る、抱きついて相手に技を出させない、無防備で相手の反則を誘う行為などがあります。

選手は白の空手衣で赤と青に分かれます

選手が着る道着は白ですが、帯は赤と青に別れ、その色の帯を締めます。

手には拳サポーター(グローブ)、足には甲と脛をガードする防具を着用し、お腹には胴当て(道着の下につける薄いもの)を使用します。空手衣の外で見える防具も赤、青に分けられることになるんです。

柔道では柔道着の色を変えていますが、空手はそこまでいっていません。

日本人選手がオリンピックで金メダル獲得は厳しい?

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日本人が金メダルを取る可能性はそれなりにありますが、なかなか厳しい状況です。

これまでの空手世界大会ではなかなか取り切れていなし、どうしても背の高い、手足の長い外国選手に遅れを取りがちなので、厳しいかな?と思います。

日本選手が勝つには長い外国人選手の懐に飛び込んでポイントを取といった早いスピードが求められるでしょう。

金メダルを取るには、1日でなん試合も闘わなくてはなりません。

集中力を切らさないためにも、メンタル、体力も必要で、冷静な判断と一瞬の隙を見逃さず技を繰り出すためには、時間をしっかり取った強化練習と相手選手の研究が欠かせません。

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