インフルエンザ症状が出始める前に!妊婦が予防接種を受ける時期と副作用は?

風邪は万病の元と云われています。

インフルエンザならなおさらです。

免疫が低下している時にインフルエンザに感染すると、肺炎などの病気を併発してしまいます。

しかし、体力・免疫が低下しやすいと言われている妊娠中に予防接種を受けるべきでしょうか?

おなかの赤ちゃんに影響は?

いくつか注意や影響などをまとめてみました。

◆妊婦がインフルエンザの予防接種をしても大丈夫なの?

出典 http://www.ladies-clinic.or.jp/
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◇予防接種のワクチンは妊婦に対して影響はあるの?

(1)ワクチンってどういうもの?

ワクチンは2種類あります。

あらかじめ注射器にワクチンが入っているタイプの「プレフィルドシリンジ」と、小瓶から注射器に取り入れる「バイアル」です。

違いは、「プレフィルドシリンジ」には防腐剤(チメロサール)が使用されていません。

選べるのであればこちらを選んだ方が良いでしょう。

(2)そもそもワクチン自体に毒性はあるの?

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンというものを使用しており、死んだウイルスを使用しているため毒性はありません。

ただし、ワクチンには鶏卵の成分が含まれているため、卵アレルギーの場合は事前に医師に伝えてください。

(3)じゃあ卵アレルギーの場合は予防接種を受けられないの?

 そんなことはありません。

現在日本で使われているワクチンは高度の精製をしているため、卵の成分が残るとしても極微量です。

重度の卵アレルギーでない限り受けられます。

どちらにせよ、卵アレルギーの場合は検査をするので医師の指示に従うべきでしょう。

◆インフルエンザのワクチンは妊婦が受けても大丈夫?予防接種ができる時期はいつが最適?

◇ワクチンの接種する時期について

(1)いつ接種すれば良いの?

 妊娠中のどの期間で接種できるとされています。

しかし、妊娠初期は自然流産の可能性が高い時期なので、避けた方が良いとする見方もあるそうです。

医師と相談して判断したほうが良いでしょう。

◆インフルエンザの予防接種をしたときに、妊婦と赤ちゃんに副作用はあるの?

出典 http://xn--pck8b5eobyb9848a1vqk8acy4qerzb.net/
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◇予防接種での妊婦さんと赤ちゃんに影響について

(1)妊婦さんに影響はあるの?

 妊婦さんがインフルエンザワクチンの予防接種を受けた結果、重大な副作用があったという報告は未だありません。

予防接種後、2~4週間で妊婦さんの体内に抗体が作られ、1か月後くらいで予防効果のピークになります。

(2)赤ちゃんに影響はあるの?

予防接種後の胎児の先天性異常の発生率は、接種を受けていない自然発生率より高くないとの報告があります。

ですが、動物実験では薬剤の胎盤通過性が報告されているため、安全性は確立されていないという見解もあるそうです。

(3)インフルエンザにかかってしまった場合は?

予防接種を受けずにインフルエンザにかかってしまった場合、抗インフルエンザ薬はさらに安全性が確立されていません。

インフルエンザ治療ガイドライン及び産婦人科ガイドラインでは、治療上のメリットが危険を上回ると判断された場合にのみ使えるそうです。

なので、よっぽどのことがない限りは予防接種を受け、予防に努めるべきでしょう。

まとめ

1・妊娠中は、インフルエンザの予防接種を受けた方が良い。

2・予防接種のワクチン自体には毒性はないが、卵アレルギーの場合は要相談。

3・接種時期について妊娠初期は避け、医師に確認をとって決める。

4・予防接種による妊婦さん(母体)の影響は少ない。

5・赤ちゃんの影響は安全と確立されている訳ではないが、インフルエンザにかかるリスクよりは小さいと思われる。

その他にも、人ごみをさける、外出から戻ったらうがい、手洗いをするという基本的なことも活用したほうがいいでしょう。