今後見られないかも?立木観音開山1200年記念行事 秋期公開

滋賀県大津市にある『立木山 安養寺(たちきさん あんようじ)』は、
弘仁6年(815年)に弘法大師空海によって開かれました。
今年が開山からちょうど1200年、ということで
なんとこれまで決して見ることが出来なかったご本尊が公開されることになりました。
ご本尊がとてつもなくすごいもの!
1200年前に弘法大師空海自身が等身大で刻んだという「弘法大師尊像」で
これまで一度も公開されなかったものなのです。
今後の公開予定は未定ということで
この機会を逃したら一生拝むことができないかもしれません。

日程・時間

「立木観音開山1200年記念行事」として行われる
秘仏「弘法大師尊像」のご開帳は、
春期としてすでに今年1月から5か月間行われました。
9月1日からは秋期公開として11月1日まで拝観することができます。
拝観時間は平日は午前9時から午後4時まで、
土日祝日は拝観時間が少し長くなりますのでHPなどで確認してください。

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規模

厄除け祈願で知られる「立木観音」は、
毎年1月から3月は参拝客が比較的多いのですが、
それ以外の季節はとても静かにお参りができるところです。
春期の公開期間は土日祝日でもゆっくり拝観できたとのことですので、
秋期もそれほどの混雑はないと予想されています。

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料金やチケット入手方法

1200年間で初めてご開帳される秘仏ですが、
拝観料は無料です。
すべての人々の厄難厄病を救いたいと諸国を巡り歩いた
弘法大師空海の生き方そのもののように、
「弘法大師尊像」は本堂にさりげなく安置されています。

見どころ

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『立木山 安養寺』へお参りするためには
800段の石段を上らなければなりませんが、
途中に眺めのよい場所もあり、
お年を召した方でもあまり苦にならないようです。ただし、ハイキングや名所散策に慣れている方でないとキツイかもしれません。

また「立木観音1200年記念行事」の期間中は、
日本画家・鈴木靖将(すずきやすまさ)氏が描いた
「立木観音縁起屏風」が公開されています。
屏風には、弘法大師空海が瀬田川のほとりで光る霊木を見つけ、
一心不乱に観世音菩薩像を刻む姿が描かれています。

会場へのアクセス

『立木山 安養寺』へ電車を利用する場合は、
JR琵琶湖線「石山駅」で下車して、
路線バスかタクシーで「立木観音前」下車して石段を上ります。
車で行く場合は、
名神高速道路「瀬田西IC」からおよそ15分、
京滋バイパス「南郷IC」からおよそ5分、「笠取IC」からおよそ10分、
「石山IC」からおよそ12分です。
石段の下に50台分の無料駐車場があります。

1200年とは一体どれほどの時間の長さなのでしょう。
全く想像もつかないほどの時の流れの中で
人々を密かに見守り続けてきた秘仏を目の当たりにすることで、
自分の生き方を見つめなおすきっかけになりそうな気がします。